会話力=合格力ではありません。 入試では「採点基準に合った答え方」に変えるだけで、得点は一気に安定します。
「海外で英語は使えるのに、受験になると伸びない」――帰国子女の相談で最も多い悩みです。日常会話やエッセイができても、試験では減点されない文法・構文、論理の通し方、日本語での整理が求められます。
仕上げ順(6ステップ)
- 文法の減点つぶし:頻出エラー(時制・主語動詞一致・冠詞・前置詞・比較など)を「型」で反復。
- 日英/英日の往復:日本語で要点を1行でまとめる→英語に変換/英語を正確に日本語へ。日本語での論理整理が土台。
- 英作文テンプレ:主張→理由→具体例→結び。
例)In my view, … because …. For example, …. Therefore, … . - 初見長文の多分野回し:文学・社会・科学・キャンパスライフなど初見を増やし、未知文でも点が取れる読み方を訓練。
- 過去問採点→ズレ修正:自己採点表で設問ごとに「何点失ったか/なぜか」を可視化し、次の1問で即修正。
- ダブル添削:AIで文法・構造を瞬時にチェック+ネイティブが不自然さと論理の流れを整える。
1日の回し方(15〜30分例)
- 平日:文法の型5問(5分)+英日1段落→日英で要約(10〜15分)
- 週末:英作文1題をテンプレで作成→AI+ネイティブのダブル添削(30〜40分)/初見長文1本
「同じ問題を暗記」は不要です。同形式・同難度の模擬問題を毎回“初見”で解く→採点→ズレ修正の循環で、帰国生の英語は「通じる英語」から「点になる英語」に変わります。
青ラボでは、この流れを21日メソッドに落とし込み、半年で安定して合格点を狙える状態まで引き上げます。帰国子女ならではの経験を、入試でそのまま武器にしましょう。
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